ADVFN Logo
Registration Strip Icon for alerts 登録してリアルタイムのアラート、カスタムポートフォリオ、市場の動きを入手してください。

WTI原油価格83ドル台まで上昇

© ADVFN
2024/3/19 @ 11:33

<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は東京時間朝方に149円33銭前後を付けたが、NYでは上値も重く小動き。 ユーロドルも1.09台を回復したが勢いもなく1.08台に押し戻される。 株式市場では3指数が揃って上昇。連日売られていたハイテク株に買いが入り、ナスダックは130ポイント高。 債券は小幅に続落。長期金利は4.32%台に。 金は反発し、原油はイランの減産方針を材料に大幅高。一時は昨年11月以来となる83ドル台まで上昇。 3月NAHB住宅市場指数  → 51 ドル/円  148.92 ~ 149.30 ユーロ/ドル 1.0866 ~ 1.0905 ユーロ/円  161.95 ~ 162.60 NYダウ   +75.66 → 38,790.43ドル GOLD  +2.80 → 2,164.30ドル WTI   +1.68 → 82.72ドル 米10年国債 +0.018 → 4.324% 【本日の注目イベント】 豪 RBA、キャッシュターゲット 日 1月鉱工業生産(確定値) 日 日銀金融政策決定会合 日 植田日銀総裁記者会見 独 3月ZEW景気期待指数 米 2月住宅着工件数 米 2月建設許可件数 加 2月消費者物価指数 日経新聞は今朝の一面でも「日銀、大規模緩和解除へ」といった見出しで、日銀が今日の会合最終日に「マイナス金利解除」を決める見通しだと報じています。ここまでくれば、最早報道通り「YCCの撤廃」も含めて政策転換に踏み切ることは間違いないと思われ、市場参加者の焦点は午後3時半から行われる植田総裁の会見ということになります。 金融政策の転換はすでに織り込まれていたことから、ドル円へのインパクトは限定的でした。昨日の朝方には149円33銭近辺まで買われる場面もありましたが、NYではむしろ148円台後半まで押し戻される局面もあり、為替に関してはFOMC待ちといった状況です。影響があったのは日本株の方でした。「マイナス金利解除」がほぼ見通せる状況の中でも、昨日の日経平均株価は1000円を超える大幅高となり、為替が円安に振れたことに加え、「マイナス金利解除を決定することで、不透明感が払拭された」といった「ポジション・トーク」的な声も聞かれ、政策修正後も緩和的なスタンスが続くことも追い風になったようです。 バイデン大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、パレスチナ自治区ガザ南部ラファでの大規模な地上作戦は間違いであると、再び警告しました。バイデン氏は2月の電話会談でも「イスラエルのラファへの侵攻はレッドラインを越えることになる」という言葉を使って警告していました。サリバン大統領補佐官は、「大規模な地上作戦は間違いだ。罪のない市民の死者を増やし、すでに悲惨な人道危機を悪化させるとともにガザの混乱を深め、イスラエルを国際的にさらに孤立させるだろう」とホワイトハウスで述べています。(ブルームバーグ)ネタニヤフ氏は会談での要請に同意したとのことですが、これまでの言動からすれば、ネタニヤフ氏がそう簡単に要請を受け入れるとは思えません。またバイデン大統領も、もっと早い時期に強い警告を発すべきだったと思います。イスラエルへの対応が自身の支持率低下につながったことで、取って付けたように、厳しい姿勢に変わっています。 146円台半ばから反発し底堅く推移しているドル円は、米金利の上昇に支えられています。昨日の米債券市場でも国債は売られ、米長期金利は小幅に上昇しています。背景は、一時年内に6回の利下げを行い、都合「1.25%」の引き下げを見込んでいた市場が、CPI、PPIの上振れを受けて利下げ幅を縮小する動きに出ていることが挙げられます。JPモルガンやゴールドマンは年内の利下げ回数を「3回に下方修正」しています。結局、利下げには慎重な見方を維持していたFOMCの中心値であった3回に、サヤ寄せされた格好です。FRBが年内に利下げを行うことは、「タイミングだけの問題」かと思われますが、珍しく議会からも利下げ圧力がかかっています。ブルームバーグによると、エリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース両上院議員を含む米議員が、パウエルFRB議長に宛てた書簡で、「利下げに向けた明確かつ迅速なタイムテーブルを提示するよう」求めています。また、書簡では「理想的には5月のFOMCから開始するのが望ましい」とも述べています。今月9日にはバイデン大統領もFRBの金融政策に触れて「保証はできないが、金利はもっと下がるのは間違いない」と述べ、ドル売りを誘ったことは記憶に新しく、FRBに対する政治的圧力が増しているのは明らかです。これも大統領選を控えていることと無関係ではないはずです。 本日のドル円は148円30銭~149円80銭程度を予想します。 【外為オンライン シニアアナリスト 佐藤正和の情報コンテンツはこちら】

 

ドル円149円台まで上昇

2024/3/18 @ 10:16
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は続伸し、NYでは149円17銭まで上昇。およそ1週間ぶりの高値を付...
 

米2月PPIも上振れ

2024/3/15 @ 10:40
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は朝方、時事通信社が来週の会合で「日銀がマイナス金利解除で調整に入っ...
 

ドル円147円台でもみ合い

2024/3/14 @ 10:05
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 昨日はドル円が147円台前半まで売られる場面もあったが、NYでは金利が上昇...
 

米2月のCPIは前月比で0.4%

2024/3/13 @ 09:49
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は大きく反発。米2月のCPIが市場予想を若干上回ったものの、FRBが...
 

ドル円反発するも上値は重く

2024/3/12 @ 10:11
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 上値の重いドル円は欧州市場で再び売られ、146円49銭前後まで下落。 NYで...
 

ドル円続落し146円台半ばに

2024/3/11 @ 10:01
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 欧州時間に147円台を割り込んだドル円はNYではさらに売られ、一時は146...
 

ドル円一時147円台半ばまで売られる

2024/3/08 @ 10:19
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は大きく売られ、2月2日以来およそ1カ月ぶりに147円台半ばまで下落...
 

ドル円149円10銭まで下落

2024/3/07 @ 09:33
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ◆東京時間に149円30銭台まで売られていたドル円は パウエル議長の議会証言...
 

2月のISM非製造業景況指数下振れる

2024/3/06 @ 09:54
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は150円台を維持できず反落。2月のISM非製造業景況指数が下振れし...
 

金価格3カ月ぶりに2100ドル台に

2024/3/05 @ 10:38
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は150円台半ば近辺で小動き。パウエル議長の議会証言を控え動きにくく...
 

1月のPCEデータは市場予想と一致

2024/3/01 @ 10:53
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は軟調な東京市場の動きを受け、150円台に乗せるも上値は重く、149...
 

ドル円150円85銭まで上昇

2024/2/29 @ 09:52
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は小動きのなかジリジリと値を上げ、NYでは150円85銭まで買われる...
 

米2月の消費者マインド悪化

2024/2/28 @ 10:33
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 150円台後半が壁になり、足踏み状態が続いているドル円は反落。150円08...
 

ドル円、再び今年の最高値近辺をテスト

2024/2/27 @ 09:36
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は材料難のなか再び上昇し、150円84銭まで買われる。ボラティリティ...
 

為替市場、動意なし

2024/2/26 @ 10:30
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は150円台で小動き。150円台半ばから後半がやや壁になりつつあり、...
 

FOMC議事録を受けややドル高に

2024/2/22 @ 09:31
<ひと目で分かる昨晩の動き>   【NY市場】 ◆ドル円は150円を挟みもみ合い。材料難から売りも買いも 手控えられるな...
 

ユーロ円3カ月ぶりに162円台前半に

2024/2/21 @ 10:42
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円はやや売られ149円69銭まで下落。米金利が低下したことでドル売りが...
 

NY市場休場で取引は閑散

2024/2/20 @ 09:50
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【欧州市場】 NY市場が休場のためドル円は小動き。東京時間ではドルの上値が重く149円台...
 

S&P500、再び最高値更新

2024/2/16 @ 10:56
<ひと目で分かる昨晩の動き> 【NY市場】 ドル円は150円台から下落。米金利の低下と急速にドル高が進んだことで利益確...
 
 

最近閲覧した銘柄

Delayed Upgrade Clock

ADVFNのサービスをご利用いただくには、 利用規約

Support: +44 (0) 203 8794 460 | support@advfn.com