5日のニューヨーク株式市場は大幅反発。ダウ工業株30種平均は前日比193ドル45セント高の1万0,944ドル72セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同55.31ポイント高の2,399.83で引けた。

 米サプライマネジメント協会(ISM)から発表された9月の非製造業景況感指数が予想を上回る上昇となり、9か月連続での好況を維持したことが市場に好感された。

 また日本銀行が政策金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を引き下げ、実質ゼロ金利政策をの実施を発表したことも、相場の押し上げ材料となった。

 銘柄別では、メキシコの放送大手グルポ・テレビサが急上昇。ユニビジョン・コミュニケーションズへ12億ドルを投資し、ライセンス契約を拡大させると発表したことを受け、グルポ・テレビサ株価は12%超上昇した。

 同日の原油先物相場も大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)11月物は前日比1.35ドル高の1バレル82.82ドルで引けた。

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