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消費税増税延期、米国ISM製造業景況指数など

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昨日からの流れ


昨日は米国時間に発表された個人消費支出が底堅い結果となったことで利上げ観測が高まり、ドル買いが強まる一方で、利上げを意識した株式市場が軟調な推移となり、リスク回避色が強まる動きとなりました。また、原油価格も軟調な推移となったこともリスク回避色を後押しする材料となりました。
また、英国では最新の世論調査でEU離脱支持が優勢との報道を受けて、ポンドが急落する動きとなっています。引き続き6月23日の国民投票に向けて世論調査やブックメーカーのオッズでポンドが揺さぶられる展開となることが想定されるため、ポンドの動きには注意が必要です。


本日の注目材料


本日はアジア時間に中国のPMI、オーストラリアのGDPの発表が予定されており、結果により、豪ドルを中心に動きそうな気配がしています。また、本邦では安倍首相による消費税増税の再延期の発表が行われる予定となっています。既に折り込みが進んでいるため、発表後の動きは読み難いですが、不安定な動きとなる可能性もあるため、注意が必要です。
欧州時間には欧州各国の製造業PMIの発表が予定されいるほか、ユーロ圏の要人のコメント機会が予定されています。現状では米国の利上げ、英国の国民投票に市場の注目が向かっているため、相場へのインパクトは限定的になると考えられますが、サプライズとなると多少のインパクトはあると考えられるため、発表前後は一応の注意が必要です。
米国時間はISM製造業景況指数の発表が予定されています。先行する製造業関連の経済指標は依然として冴えないものが続いているため、期待は薄いと考えられます。製造業の弱い結果には市場がある程度慣れているものの50を割り込むような結果となると多少のインパクトはあると考えられます。
また、米国の利上げに注目が集まっていることもあり、普段はそれほど市場に強いインパクトを与えないベージュブックへの反応も多少あるかもしれません。前回よりも改善を示すような表現が増えれば、ドルの下支え材料になると考えられます。


本日の予定


08:50 日1-3月期法人企業統計・設備投資
10:00 中国5月製造業PMI 
10:00 中国5月非製造業PMI 
10:30 豪1-3月期GDP
10:45 中国5月財新/製造業PMI 
14:45 スイス1-3月期GDP
15:00 英5月ネーションワイド住宅価格
16:00 ラウテンシュレーガーECB理事講演
16:50 仏5月製造業PMI(確報値)
16:55 独5月製造業PMI(確報値)
17:00 ユーロ圏5月製造業PMI(確報値)
17:30 英5月製造業PMI
17:30 英4月消費者信用残高 
19:00 カタイネン欧州副委員長会見
20:00 米MBA住宅ローン申請指数 
22:45 米5月マークイット製造業PMI(確報値)
23:00 米5月ISM製造業景況指数
23:00 米4月建設支出 
翌0:30 ユンケル欧州委員長講演
翌3:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

Author information

佐藤 甲
OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。彼女募集中。 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト

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