スペインのマリアノ・ラホイ首相は、国の予算とバランスが取れるよう、更なる歳出削減と増税について発表した。
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売上税を21%に増加し、地方機関の補助金を35億ユーロ削減としているが、これはスペインの銀行部門への救済と財政赤字削減目標の延長と引き換えに当たる数値である。
対策を発表した際、ラホイ首相は「過去の行き過ぎた行為のつけが現在まわってきている。7%以上という金利を含め、現在のスペインの例外的な状況を見る限り、政府はその行為を制限する必要がある」と述べた。
地方当局への資金付与の減少は、公共サービスの提供を確保するために、議員数が30%減少することを意味する。