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山内 俊哉
山内 俊哉のコラム :
2013/02/102/10 今週の見通し-円は週末のG20を前に調整入りか-
2013/02/032/3 今週の見通し-外的要因(リスク・オン)での円売り-
2013/01/271/27 今週の見通し-市場の楽観的な心理から円売りが続きそう-
2013/01/201/20 今週の見通し-日銀金融政策は織り込み済み、内閣官房参与の発言の影響は?-
2013/01/131/13 今週の見通し-引き続き米長期金利の動向に注目-
2013/01/061/6 今週の見通し-ドル買いとなるか米長期金利の動向に注目-
2012/12/3012/30 今週の見通し-米財政の崖の進捗あるか-
2012/12/2312/23 今週の見通し-クリスマス休暇明けの米財政協議に懸念-
2012/12/1612/16 今週の見通し-クリスマス前のポジション調整に警戒も円売りか-
2012/12/0912/10 週の見通し-円ショート、豪ドルロングのポジション増に警戒-
2012/12/0212/3 週の見通し-米財政の崖と豪金融政策に注意-
2012/11/2511/25 週の見通し-ユーロ圏にリスク残る-
2012/11/2011/19 週の見通し-週前半にイベント集中-
2012/11/1111/12 週の見通し -ギリシャ融資、スペイン支援要請のリスク継続か-
2012/11/0411/5 週の見通し-米大統領選の影響は限定的か-
2012/10/2810/29 週の見通し-米雇用統計が米大統領選に影響か-
2012/10/2110/22 週の見通し -リスク・オフ先行か-
2012/10/1410/15 週の見通し-トレンドは引き続き出にくいか-
2012/10/0710/8 週の見通し-方向感を決める材料少なく小動きか-
2012/09/3010/1 週の見通し-リスク・オフから円高傾向継続か-
2012/09/239/24為替ウィークリー展望 -目立った材料なく、中間期末で円高か-
2012/09/199/17の週の見通し -リスク・オンの流れが目先続くか-

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山内 俊哉 – 為替ウィークリー展望
上田ハーロー株式会社は日本の金融界に短資業の基礎を築いた上田八木短資グループ の一員。外国為替を長く見つめてきた企業として情報提供にも力を入れている。コラ ムニストの山内俊哉のブログは定評あり。

5/1 米GDPからは米住宅市場に不安要因か

2014/05/01

昨日発表された1-3月期GDPは悪天候の影響で10-12月期(3.2%)から下振れが予想されていたものの、結果は前期比年率0.1%と市場予想の1.2%からも大きく乖離、ドルは主要通貨でもっとも弱くなりました。

今回発表されたGDPの内容をみてみると、

  • 民間最終需要 3.0% (3.3%)
  • 設備投資 -2.1% (5.7%)
  • 住宅投資 -5.7% (-7.9%)
  • 輸出 -7.6% (9.5%)
  • 輸入 -1.4% (-1.5%)
  • 公的需要 -0.5% (-5.2%)

( )内は10-12月の値
と、設備投資が5四半期ぶりにマイナスに転落、住宅投資は2期連続マイナス、輸出、輸入は今期マイナスとなりました。市場は速報値ということで、来月の改定(2次速報)、らい来月の確定(3次速報)で上方修正されるだろうとの楽観的な見方、米FOMCでの成長見通しの引き上げなどで、ヘッドラインの弱さは打ち消されたようです。

■米GDP寄与度の推移
GDP
source: Bureau of Economic Analysis

弱いGDPとサプライズは無かった米FOMCで、市場は明日の米国の雇用統計で、1.37から1.39ドルのEURUSDのレンジ、101.20から102.75でのUSDJPYレンジからどちらかに抜けることを期待しているようです。

ウクライナの地政学的リスクは緩和されつつも継続、米経済指標は中途半端、欧州はECBがユーロ高を警戒しながらも量的緩和には消極と、どこもかしこも煮え切らない状態で、市場参加者もモチベーションが上がらなくなっています。

こうした中で、米雇用統計(特に非農業部門雇用者数)が強い内容になると、米の利上げ前倒し期待となり、金利に反応してドルが買われやすくなるのではないかと思います。となると、EURUSDでは1.37ドルの下抜け、USDJPYでは102.75円の上抜けに繋がり、翌週のECB理事会などの材料へと繋がっていくと思います。

 

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。



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