東京市場は堅調か。海外市場はほぼクリスマスで休場。ドル円も足元では113円30銭近辺と落ち着いた動きとなっている。東京市場はきのうの東証1部の売買代金が今年最低を記録するなど閑散相場の様相を強めており、きょうも売買の盛り上がりは期待しづらい。しかし、きのうも小動きながら日経平均は終値ベースで年初来高値を更新しており、良好な地合いは維持されている。海外市場もマーケットにネガティブな影響を与えるような材料は出ておらず、休場明けの米国株の動向にも期待が持てる。寄り前には消費者物価指数や有効求人倍率など、11月の経済指標が多く出てくるが、材料難のため、これらマクロ指標が株式市場の刺激材料となる可能性もある。前場が軟調であれば日銀ETF買いへの期待も高まりやすく、総じて売りづらい相場環境の中、小じっかりの展開を予想する。日経平均の予想レンジは22880円−22980円。