22日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小幅に反落し、前日比14ドル01セント安の1万1,132ドル56セントで引けた。一方、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同19.72ポイント高の2,479.39で引けた。

 同日から始まった主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に関心が集まり、相場では様子見モードが強まった。取引量も少なかった。

 個別銘柄では、ベライゾン・コミュニケーションズとアメリカン・エキスプレスが予想を上回る決算を発表したものの、株価はいずれも下落。ベライゾンは1.32%下落、アメックスは3.08%下落となった。

 ハイテク株では、堅調な決算を発表したアマゾンドットコムが2.52%上昇して引け、指数の上昇を支えた。

 同日の原油先物相場は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)12月物は前日比1.13ドル高の1バレル81.69ドルで引けた。

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