1日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比254ドル75セント高の1万0,269ドル47セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに大幅反発し、62.81ポイント高の2176.84で引けた。

 米供給管理協会(ISM)が発表した8月の米製造業景気指数が予想外に上昇し、4か月ぶりに改善したことが市場に好感された。また中国の8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が4か月ぶりに上昇したことや、オーストラリアの第2四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率が、3年ぶりの大幅な伸びを記録したことなども市場を支えた。

 同日の原油先物相場は3営業日ぶりに大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)10月物は前日比1.99ドル高の1バレル73.91ドルで引けた。

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