4日のニューヨーク株式市場は大幅に反落し、ダウ工業株30種平均は前日比225ドル06セント安の1万0,926ドル77セントで引けた。下げ幅は約3か月ぶりの大きさを記録。また終値は4月7日以来、約1か月ぶりの安値となった。

 

 ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同74.49ポイント安の2,424.25で引けた。

 財政問題を抱えるギリシャに対し、ユーロ圏諸国と国際通貨基金(IMF)が協調融資することが決められたが、ギリシャの財政再建見通しについては懸念されるほか、今後スペインやポルトガルなどに財政問題が拡大し、欧州の状況が悪化するとの見方も台頭し、相場の重しとなった。

 

 同日の原油先物相場は大幅反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)出の取引で、米国産標準油種(WTI)6月物は前日比3.45ドル安の1バレル82.74ドルで引けた。

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