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2017年9月27日の日経概況

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2017年9月27日の東京株式市場は反落しました。

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終値は前営業日比63円14銭(0.31%)安の2万0267円05銭でした。

明確な材料の少ない中、売りが先行してスタート、

安値を切り下げながら下落しましたが、始値に戻る迷いの様子です。

商いが激減して、小さい動きに終始していますが、

今夜の指標発表などをきっかけに動きが活発になってくる可能性があります。

戦略はそのまま上目線を維持、利益確定の売りが決まったとしても

短く切り返すことが考えられるので、常に緊張してみまもりましょう。

本日も最後までしっかりお読みください。

 

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【米国市場の動向】

 

米国市場は小幅の4日続落と反発になりました。

ダウ工業株30種平均は4日続落して

前営業日比11ドル77セント(0.1%)安の2万2284ドル32セント、

ナスダック総合株価指数は反発して、

前営業日比9.571ポイント(0.2%)高の6380.164で取引を終えました。

 

しばらく強い動きが続きましたが、

明確な材料がなくなってしばらく小動きが続いています。

地政学リスク意外は明確な下げ要因も見当たらないので、

大きく下げる動きにもならない状況です。

 

小さい動きが続いた後は大きく動き出すことが

お決まりのように起こります。

それが米国の国内からなのか、地政学リスクからなのかは

わからないことですが、変動性が再び高まる準備は整ってきています。

 

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】

 

シカゴのCME日経平均先物は反発して、

12月物は前営業日比60円高の2万0240円で引けました。

大阪取引所の終値を90円上回りました。

 

SGX日経平均先物は買い先行のスタート、

85円高の2万240円で寄り付きました。

CME, SGX両方とも上昇でしたが、

日本平均は米国市場の方向感のない動きを反映して、売りが先行

60円37銭安の2万0269円82銭で寄り付きました。

 

金融銘柄に売りが広がる中、

前日の米国市場でハイテク関連銘柄の下落に歯止めがかかったことから

電子機器銘柄の一角に買いが入りました。

 

売りが先行したものの、これ以上下落幅を広げることはなく、

59円22銭(0.29%)安の2万0270円97銭で午前中の取引を終えました。

午後に入っても大きく下げることはなく、

権利落ちによる下落分130円を考慮するすると

むしろプラス圏で引けたと言えます。

 

つまり、力強さはまだ保たれていると言えるでしょう。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆839億円、

売買高は12億227万株でした。

東証1部の値下がり銘柄数は895、

値上がりは815、変わらずは90銘柄でした。

 

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

 

日経の日足は十時かを形成しました。

前日に引き続き、始値から下離れしてスタート、実体が離れる

下への窓を開けました。

これで2日連続の下窓です。

 

これでもまだ強いと言えるのか?こたえはYESです。

前日も伝えた通り、現在の動きは

先週から高値圏における持ち合いに入ったと判断でき、

昨日と今日の動きは持ち合いの中に止まっています。

 

テクニカル的な見方は前日から変更していません。

上向きになっている一目均衡表の転換線と+1σが支えになると考えて、

下落が続くとまずここが止まるポイントとして考えられます。

本日は一目均衡表の転換線と+1σが重なったので、

明日もう一度調整して安値付近でこの2つの節目をタッチすると

支持されて、反発を試みる可能性があります。

 

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

 

米国の証券会社が投資判断を引き下げたアップルが

続落のトラップから抜け出したことで、

日本のハイテク関連銘柄にも一部影響がありました。

 

全体的にみて米・日両方とも明確な材料はなく、

材料待ち+総選挙後の展望に視点は移っているように見えます。

主力として取り組んできた大型銘柄には

調整入りの色が明確になり利益確定ポイントになった銘柄が多いので、

しっかり利益は固めてから次のトレードを準備しましょう。

 

本日材料になるのは相次ぐ米国の主要指標発表と税制改革です。

主要指標は中古住宅販売仮契約、耐久財受注などで

強い動きが確認できれば、円安の動きが加速する可能性があります。

 

また、またトランプ政権の税制改革案が公表される予定ともなっているので、

市場を動かすほどインパクトある内容の場合は、

さらに円安に拍車をかけることが考えられます。

 

イエレン議長の発言も含めると、当分、円高にはなりづらい流れになっていますので、

短期の調整局面で、売建ポジジョンをいっぱい増やすような

戦略は取らず、買い目線を維持してください。

 

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【各市場の動き】

 

日経平均(円)

20,267.05    -63.14     -0.31%

NYダウ(ドル)

22,284.32    -11.77     -0.05%

ドル(円)

112.92-93    +1.17円安   +1.04%

ユーロ(円)

132.55-59    +0.56円安   +0.42%

 

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは

TBLのホームページでご覧頂けます。

 

http://www.tbladvisory.com/topics/

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