4日のニューヨーク株式市場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比44ドル05セント高の1万0,680ドル43セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同20.05ポイント高の2,303.57で引けた。

 米企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)らが発表した7月の全米雇用リポートで、民間部門の雇用者数が予想以上の4.2万人増となったことや、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した同月の非製造業景況感指数が予想外に上昇したことなどが、市場に好感された。

 また企業の四半期決算に予想を上回る好結果が相次ぎ、相場を支えた。ただ、不調な結果を明らかにしたホールフーズは、株価が8.4%急落して引けた。

 同日の原油先物相場は小幅に反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)9月物は前日比0.08ドル安の1バレル82.47ドルで引けた。

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