25日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比8ドル99セント安の1万0,143ドル81セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は5営業日ぶりの小反発となり、同6.06ポイント高の2,223.48で引けた。

 同日の相場はもみ合った。朝方発表された1-3月期の米実質国内総生産(GDP)の確定値が下方修正され、米景気回復のペースの鈍化が意識されたことが相場の重しとなった。

 一方、米議会が同日、金融規制改革法案の一本化で合意したことを好感し、金融株を中心に買いが入りやすかった。米金融大手ゴールドマン・サックスは3.5%上昇、シティグループは4.2%上昇して引けた。

 同日の原油先物相場は大幅に続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)8月物は前日比2.35ドル高の1バレル78.86ドルで引けた。

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