7日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は5営業日続落となり、前日比19ドル15セント安の1万2,070ドル81セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日続落し、同1.00ポイント安の2,701.56で引けた。

 前日までにダウ平均が4営業日続落し、約2か月半ぶりの安値で引けていたことから、値ごろ感などからの買いが入りやすく、相場は上昇して始まった。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が午後に、米景気回復が鈍化していると述べ、経済成長を促す金融刺激策の実施については触れなかったことから、相場は下落して引けた。

 同日の原油先物相場は小幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)7月物は前日比0.08ドル高の1バレル99.09ドルで引けた。

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