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主要通貨ペアの推移(2016/6/1)

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昨日のドル円はアジア時間に底堅い推移となり、111円台を回復する動きとなったものの、その後は上値が詰まり、再び110円台に押し込まれる動きとなっています。日足チャートを見ると、現状では押し目のレベルですが、安値を結んだトレンドラインを割り込むような動きとなってしまうと下落が勢い付く可能性もあるため、注意が必要です。


USDJPY


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EURUSD


ユーロドルは欧州時間に底堅い動きとなりましたが、NY時間に入ると失速となり、1.11台前半での推移となっています。昨年末からの安値を結んだトレンドライン付近での推移を続けており、この水準を割り込み、節目の1.11を割り込んでしまうようであれば、もう一段の下落余地が生まれると考えられるため、注意が必要です。
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EURJPY


ユーロ円は上下に振れる方向感のない動きを続けた後に下方向への動きが強まる動きとなりました。日足チャートを見るとトレンドラインに接近後、下落が強まっており、再度下値を探る動きが活発化しそうな状態となっています。また、値動きの収縮が続いているため、サポートとなっている121円台後半と高値を結んだトレンドラインのどちらかを抜けてきた場合には大きな波動となりそうな状況となっているため、どちらに抜けるかをしっかりと見守りたいところです。

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GBPUSD


ポンドドルはアジア時間に底堅い推移となり、1.47台に乗せる動きとなったものの、調整売りに押され、また、米国時間には世論調査でEU離脱支持が優勢になったとの報道を受けて、下値を探る動きが活発化し、1.45を割り込むところまで押し込まれる動きとなっています。日足チャートでは高値更新に完全に失敗したような状態となっており、直近のサポートとなっている1.433付近や安値を結んだラインを割り込んでしまうような動きとなると下落が勢い付きそうな気配となっているため、注意が必要です。スクリーンショット 2016-06-01 7.25.14


AUDUSD


豪ドルはアジア時間に発表された豪経済指標が底堅い結果となったことで急反発する動きとなった後も調整は限定的なものとなり、0.72台を守りきる動きとなりました。日足チャートを見ると、レンジの上限を一瞬上抜ける動きとなったものの、押し戻される動きとなっており、本日はこの水準をしっかりと上抜けることができるかどうかに注目が集まります。しっかりとレンジを抜ける動きとなれば、売りが続いていたこともあり、もう一段の反発余地は残されていると考えられます。本日は中国の経済指標やオーストラリアのGDPの発表が予定されているため、昨日以上にアジア時間に上下に揺さぶられる動きとなる可能性があるため、注意が必要です。

 

 

 

 

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Author information

佐藤 甲
OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。彼女募集中。 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト

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