8日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比13ドル32セント高の1万1,372ドル48セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は6営業日続伸し、同10.67ポイント高の2,609.16で引けた。

 債券の利回り上昇を受け、金融株を中心に買いが入りやすかった。JPモルガン・チェースは2.6%上昇し、一株40.27ドルで引けた。

 またハイテク株では、テキサス・インスツルメンツやノベラス・システムズが堅調な業績見通しを発表したことを市場が好感し、半導体株を中心として買いが優勢となった。

 一方、予想を下回る11月の売上高を発表したマクドナルドは、株価を約2%下げ、一株32.40ドルで取引を終えた。

 同日の原油先物相場は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)1月物は前日比0.41ドル安の1バレル88.28ドルで引けた。

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