27日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前週末比18ドル46セント安の1万1,555ドル03セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は小幅に反発し、同1.67ポイント高の2,667.27で引けた。

 中国が週末に利上げを発表したことから、中国経済の成長が鈍化するとの市場懸念が広がり、相場の重しとなった。ただ米国東部を吹雪が襲った影響で、取引総量は少なく、相場の値動きは限られた。

 43億ドル(約3600億円)の融資契約を銀行と結んだアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)株価は、9.3%の大幅上昇となって引けた。

 同日の原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)2月物は前週末比0.51ドル安の1バレル91.00ドルで引けた。

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