8日のニューヨーク株式市場は3営業日続伸。ダウ工業株30種平均は前日比120ドル71セント高の1万0,138ドル99セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同15.93ポイント高の2,175.40で引けた。

　同日発表された週間の新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、5月上旬以来の低水準となったことが好感され、相場は上昇した。

　一方、米小売各社が発表した6月の既存店売上高の結果はまちまちで、個人消費の回復には時間を要することが明白となり、相場はもみ合う場面も見られた。

　同日の原油先物相場は続伸。ニューヨーク商業取引所(ＮＹＭＥＸ)での取引で、米国産標準油種(ＷＴＩ)8月物は前日比1.37ドル高の1バレル75.44ドルで引けた。

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