8日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小幅に反落し、前週末比13ドル68セント安の1万0,552ドル52セントで引けた。一方、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日続伸となり、同5.86ポイント高の2,332.21と2008年9月以来の高値で終えた。

 保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が傘下のアリコを生保大手メットライフに売却することを受け、金融株を中心に買いが広がった。AIG株価は3.6%上昇の一株29.10ドル、またメットライフは5.1%上昇の一株40.90ドルで引けた。

 しかし、市場では前週末に相場が大幅に上昇したことを受けた利益確定売りが優勢で、ダウ平均はもみ合った末、小反落で引けた。

 同日の原油先物相場は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)4月物は前週末比0.37ドル高の1バレル81.87ドルで引けた。

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