14日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比123ドル14セント高の1万2,076ドル11セントで引けた。ダウ終値は、心理的節目となる1万2,000ドル台を回復した。

 ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、同39.03ポイント高の2,678.72で引けた。

 同日発表された5月の米小売売上高が、11か月ぶりに減少したものの、市場予想よりも小幅な減少にとどまり、相場の上昇に寄与した。また5月の中国の経済指標が堅調な結果だったことも、相場を支えた。

 同日の原油先物相場は大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)7月物は前日比2.07ドル高の1バレル99.37ドルで引けた。

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