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主要通貨ペアの推移(2016/5/18)

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昨日のドル円はアジア時間は小動きとなっていましたが、欧州時間にかけて買いが強まり、先週からのレジスタンスとなっていた109.50付近を上抜け109.65付近まで上昇する動きとなりましたが、上値が詰まり、米国時間に入ると欧州時間の上昇分を全て吐き出すような動きとなりました。日足チャートを見ると緩やかな下降トレンドの中で、高値を結んだトレンドラインに近づいたところで、方向感の薄い状態が続いており、底は硬いものの、上は節目の110.00をしっかりと突破するまでは、上値の重さは残りそうな状態が続いています。110.00をしっかりと上抜ける動きとなると高値を結んだトレンドラインも突破する動きとなり、上昇が勢い付く可能性が高まると考えられます。


USDJPY


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EURUSD


ユーロドルは上値は重いものの、1.13台はしっかりと維持し、方向感の薄い動きが続いています。ドル円同様に方向感を見極めたい状態となっており、先週末のサポートである1.128と今週のレジスタンスとなっている1.135のどちらに抜けるかをしっかりと見極めたいところです。日足チャートを見ると安値を結んだラインを割り込んでおり、上昇の勢いが弱まっている状態となっており、先週のサポートを割り込むようであれば、もう一段の下落となりそうな気配がしていますが、この付近で踏ん張ると、反発となり、トレンドラインの引き直しという可能性も十分に考えられると思います。
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EURJPY


ユーロ円は欧州時間序盤からドル円の上昇に併せて上値を追う動きが活発化し、124円台に乗せる動きとなりましたが、その後は失速となり、再び123円台中盤まで押し戻される動きとなり1日を通しては長めな上ヒゲを残し、あまり動いていない状態となっています。上昇分を全て吐き出すような動きとなっているため、本日も上値が重くなる可能性が十分にありそうです。本日は直近のサポートである123.20付近や今週序盤のサポートである122.60を守れるかどうかに注目したいところです。

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GBPUSD


ポンドは国民投票に関する報道で神経質な動きを続けています。日足チャートを見ると下げ止まり、反発する動きとなっていますが、長めな上ヒゲを残し、上値の重さも感じられる状態となっています。直近では1.453付近で2回上値を押さえられる動きとなっており、この水準を突破するとストップ買いを絡めて上昇が勢い付きそうな気配がしています。逆に下値を探る動きとなった場合は今週のサポートとなっている1.433付近を割り込むことができるかどうかに注目したいところです。いずれにせよ、国民投票の結果が出るまでは報道に揺さぶられる不安定な推移となる可能性があるため、注意が必要です。

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AUDUSD


豪ドルはアジア時間に発表されたRBA議事録にて追加緩和観測が弱まったことを受けて急騰する動きとなり、0.73台後半まで伸びる動きとなった後は伸び悩む動きとなり、0.73台前半まで押し戻される動きとなっています。0.73付近は急騰前にレジスタンスとなっていた水準であるため、0.73付近でしっかりと踏ん張れるかどうかに本日は注目したいところです。この水準を割り込む動きとなると、急騰分を全て吐き出す動きとなり、上値の重さを強く意識させるような状態となり、下値を探る動きが活発化する可能性が挙げられます。

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Author information

佐藤 甲
OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。彼女募集中。 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト

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