【MVNO、端末から接続編】
☆MVNOというのを使って安く済むのはわかったが、端末はどうする?
メインの選択肢として2つ選択肢があります。
1. NTTドコモの端末を購入
2. SIMフリー(もしくはMVNOの抱き合わせ)の端末を購入
→こちらの方が初心者にはお勧めです。
3. ガラケーユーザー向けのWi-FIルーター端末の購入
→ガラケーユーザーはこちらにどうぞ
1. NTTドコモの端末を購入する
はい。ここで最初にドコモショップに行って購入してこようとか思わないでください。
無駄に馬鹿高い機種とプランを提供させられます。
では、どうするのか?
AmazonやソフマップやYahooショッピングなど使って、型落ちの商品、つまり、白ロムを購入することが一番ベターな作戦となる。
そこから購入して、NTTドコモの未契約の端末を入手しましょう。
(白ロムとは、契約のない状態の携帯を指します。)
前回のMVNO各社はNTTドコモの回線を使っているため、APN設定(開通設定のようなものです)さえ行えば普通に使えます。
開通設定の仕方に関しては、例えば、「BIGLOBE APN設定」などで設定してください。
Nexus7などでは既に設定してあり、SIMカードをさすだけで設定できるものもあります。
一例として、BIGLOBEのSIMカードの設定方法を書いておきます。
(こちらは一例であり、機種によっては差が出ます。詳しくは上記の方法で検索して下さい。)
設定→無線とネットワーク→モバイルネットワーク→「データ通信を有効にする」にチェックをつけ、アクセスポイント名をタップ→新しいAPNを押し
名前:自由
APN:biglobe.jp
ユーザー名:user
パスワード:0000
認証タイプ:CHAP を選択します。
これで戻り、保存すれば完了です。
特例にはなりますが、私のお勧めのMVNOの接続方法のサイトのリンクを記載しておきます。
参考にしてください。
・「BIGLOBE LTE・3G」接続設定方法
→http://support.biglobe.ne.jp/settei/setuzoku/lte/
・ServersMan SIM LTE マニュアル
→http://dream.jp/mb/sim/support/manual/index.html#mnl_01
・日本通信APN設定一覧
→http://www.bmobile.ne.jp/devices/setting.html
万が一、新品じゃなきゃやだってわがままな奴は、後のポイントの貯め方の項を見てください。そっちで貯めれば高価な端末も買えるからです。
戦略としては、ポイントを貯め、AmazonやYahoo!ショップやオークションなどで未使用の新品を安く買うという流れです。
2. SIMフリーの端末を購入する
- iPhone5s、iPhone5c
- Nexus4、5、7
- その他タブレット
などなど、既に公式のSIMフリー端末が世に出ています。
SIMフリーとは、キャリアのロックがかかっていないものであり、主にMVNOや三大キャリアのSIMカードを入れて通信ができます。
SIMフリーiPhoneは初期投資がやや高いため、あまりお勧めはできません。
また、iPhoneのLTEの通信はSMS(電話番号を利用したメール、CメールやSkyメールなど)や通話に対応しているMVNOでなければ無理なため、ご注意してください。知らずに買うと3G通信になってしまいます。
iPhoneで格安契約するとすれば、MNPで一括0円の契約、または、NTTドコモのiPhoneを白ロムで買い、日本通信など電話やSMSが出来るMVNOを使うことがおすすめです。
また、前回のMVNOのSIMカードと一緒に契約するという方法もあります。
例えば、BIGLOBEはシャープやGoogleと組み、Nexus7やAQOUSPHONE(下記図)などを通信契約付きで安く売っています。
スマホであれば2950円ぐらいで、050の番号も持ち、タブレットであれば2500円ぐらいで契約が出来ます。(もちろんこちらも通話ができます。)
この方法であれば、上の開通設定など不要であり、簡易的なものとなります。
(※ただし、この場合は通常のキャリアと同様に二年縛りが出ますのでご注意してください。二年縛りが嫌な人は無理にでも自分で端末を購入しましょう。)
たとえガラケーしか使っていなく、月最大の5700円ぐらいの場合であっても、これらを使ってみても良いのではないでしょうか?
たとえBIGLOBEと契約し、月に1000円~2000円安くなったとしても、年に最低でも12000円は安くなり、また、通話アプリで通話はほとんど無料になります。
通話だけできれば良いという人は、例えば、ガラケー基本料約900円+Nexus7月2500円で3400円にはなります。
※なお、海外のSIMフリー端末の輸入は実質違法と言われているためお勧めしませんし、紹介もしません。自己責任でよろしくお願いします。
3. ガラケーユーザーのためのWi-FIルーター購入
もう一つの節約方法としては、docomoやソフトバンクのWi-FI内蔵ガラケー(全てではありません。)を契約し、ルーターだけを契約する方法があります。
機種に関しては
NTTドコモではこちらに掲載されているガラケーになります。
→https://www.nttdocomo.co.jp/service/data/docomo_wifi/usage/other/index.html#imode
ソフトバンクの対応機種はこちらです。(長すぎるので短縮してます。)
→http://goo.gl/2FqqEm
この方法を使えば、例えば、BIGLOBEとドコモであれば、携帯の基本料金+MVNOの通信料金+端末料金でだいたい最低で月2750円程でパケットし放題で運用できます。
しかし、デメリットとして、いちいちルーターをオンにしておく必要があるため、やや面倒くささもあります。
しかし、ガラケーが大好きで節約したいという派の人にはお勧めです。
(※この方法でも2年間縛りが出ますので、ご注意してください。嫌ならばAmazonなどで自分でルーターを購入しましょう。)
☆海外のスマホ事情
なぜスマホの格安運用の最後にこんなことを言うかといえば・・・
海外ではこのように端末を購入し、自分で会社を選ぶというスタイルが当然のようにあるからです。
あまりダラダラ書いていてもしょうがないので、単純に言いますが
日本だけなぜか選択肢がキャリアとの契約のみしかなく、自分たちでは選べません。
世の中、既に知らないと損をし、知っている人だけが儲かる現状になっていますので、ご注意してください。常に情報に目を向けてください。
また、このように、MVNOの存在について多くの人が知らない状況下です。
もしかすると、NTTとKDDIとソフトバンクに牛耳られていたせいで、日本の通信業者事情はまだまだ途上国レベルかもしれません。
次は、これらの情報がわからない、わかったけど何か面倒くさいからもっと簡単な方法はないのか!って人向けの情報を書きます。