“株式市場が後退している状況では以下の4つの点を考慮すべきだ”
1. 市場が崩壊すると判断したら焦らず売りに徹すること
マーケットが崩壊した際、メディアを通して確認できることはまずない。崩壊であるということを見極めるのは自分次第ということだ。崩壊すると判断したならば売りに徹するのが最善の策。ポジションを一気に売るのではなく、切り詰めるように売る。良い結果をもたらしたが先はないポジションから売りにでる。次に、横ばいのポジション。その後に、下降トレンドのポジションを売る。そして最後にその他を売る、という順番が理想的である。自分の判断が間違っている可能性を忘れずに、焦らないのが必須だ。クラッシュは基本的にバブルから発達する。バブルがピークに達し、揺れ、そして最後に破裂する。
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2. 崩壊した後に売るのはよくない
崩壊を見逃してしまい、尚ポジションを保有している状況ならば売らないのがベストである。市場は必ず再生する。今までの悪い流れも回復してきた。良い株を保有しているのであれば、それは回復するので下落の最下層で売るのはナンセンスだ。バイ・アンド・ホールド理論では崩壊したとしてもいっさい売らないことを示している。理由として、崩壊を見極めることが難しいうえに下落した状態での上昇を見極めることは容易ではないからである。もし、下落しきった状態で売りにでて、上昇を見逃してしまったら投資人生を悪化させてしまう。
3. 熟した企業を空売り
基本的に市場は一晩では崩壊しない。何週間、もしくは何か月もかかることもある。理由もわからずに知っている企業の株価が跳ね上がるケースを見たことがあると思う。その企業に対して空売りするのもわるくはないと思う。空売りをするにあたって、それに必要な能力を整理しなければならない。欲に目がくらんではならない。市場が崩壊し、すべてが下落トレンド、それをも把握して利益を上げることが最善である。
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4. 崩壊後に買いを取り戻す
崩壊の最下層はメディアを通して確認できる。市場が悲鳴を挙げているときが最下層ということになる。その時、市場は崩壊しているのではなく、しきったのだ。メディアが悲鳴を挙げて放映する瞬間は市場がどん底に立った時である。その瞬間こそ、買いを意識したほうがいい。しかし、急ぐことはない。市場は一晩では立て直さない。再生するのに何週間もしくは何か月もかかるのでその時間を利用して最適な銘柄を厳選しよう。覚えておいて欲しいのが、メディアが静かならそれはこの先何かがおこることを示しているのである。メディアは未来ではなく過去を放映するのでそれをうまく利用しよう。
まとめに、
市場が下落すると思っていても保有しているポジションをぜんぶ売る必要はない。売る時は市場が崩壊するときである。25%の下落が崩壊の目安である。もし、市場が10%程度しか下落しなかったらそれは売りの好機ではない。市場が火だるまの際のみ売ればいい。
最後に、市場はいつも崩壊してきた。過去も未来もそうである。重要なのはそれがいつかということだ。
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