■やや強含み、EUとの通商交渉妥結の可能性残る<br/><br/>今週のポンド・円はやや強含み。新型コロナウイルスの感染再拡大や英国と欧州連合(EU)の離脱を巡る通商交渉は、進展していないことから、リスク回避的なポンド売りが観測された。しかしながら、11月6日に「ジョンソン英首相と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長が7日に電話会談を行う」と報じられたことから、通商合意への期待が広がり、ポンド買いがやや活発となった。取引レンジ:134円88銭−137円39銭。<br/><br/>■もみ合いか、EUとの通商協議進展への期待残る<br/><br/>来週のポンド・円はもみ合いか。米大統領選の開票作業が進むなか、英国と欧州連合(EU)との自由貿易協定の協議は進展が期待されている。ただ、交渉は難航するリスクがあること、ウイルス感染の再拡大による経済悪化が懸念されていることから、リスク選好的なポンド買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。<br/><br/>○発表予定の英主要経済指標・注目イベント<br/>10日:ILO7-9月期失業率(6-8月期:4.5%)<br/>12日:9月鉱工業生産(8月:前月比+0.3%)<br/>12日:9月商品貿易収支(8月:-90.1億ポンド)<br/>13日:7-9月期国内総生産(4-6月期:前年比-21.5%)<br/><br/>予想レンジ:134円00銭−137円00銭<br/><br/><br/>

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