■強含み、早期追加利下げ観測後退などで買い優勢<br/><br/>先週の豪ドル・円は強含み。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利を0.75%に据え置いたことや、追加利下げへの傾斜もみせなかったことから、豪ドル買い・円売りがやや優勢となった。米中通商協議の進展に対する市場の期待は失われていないことも、豪ドル買い材料となった。取引レンジ:73円90銭-74円85銭。<br/><br/>■底堅い展開か、豪準備銀行総裁の講演に注目<br/><br/>今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は先月、「第3四半期の国内総生産(GDP)の伸び率は緩やか」と指摘しており、経済成長率の鈍化は豪ドル売り材料になりにくいようだ。早期追加利下げ観測は後退しており、12月10日に行なわれるロウ総裁の講演が注目される。<br/><br/>○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント<br/>・10日:ロウ豪準備銀行総裁講演<br/><br/>予想レンジ:73円30銭-75円30銭<br/><br/><br/>

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