佐藤製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤誠一、以下 佐藤製薬)とエーザイ株式会社(本社:東京都文京区、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)は、経口抗真菌剤「ネイリン(R)カプセル100mg」について、2018年7月27日より新発売しますことをお知らせいたします。

「ネイリン(R)カプセル100mg」は、活性成分であるラブコナゾールの生物学的利用率を向上させたホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物を有効成分としており、エーザイが創製し、佐藤製薬が経口投与爪白癬治療剤として約20年ぶりに製造販売承認を取得しました。

爪白癬は、白癬菌が手足の皮膚を介して爪の中に侵入することによって、爪の混濁や肥厚、爪周辺の角質増殖などの症状をきたす真菌感染症です。日本人の10人に1人、約1,100万人が罹患していると報告されています。痛みやかゆみを伴わないため放置されやすい疾患ですが、進行すると爪の変形による痛みから靴がはきづらい、歩くと痛いなどの症状を引き起こし、患者様の多くはQOL(生活の質)の低下に悩まされています。さらに白癬菌は、スリッパやバスマットなどを共用することで他人に感染することがあります。

「ネイリン(R)カプセル100mg」は、佐藤製薬が実施した爪白癬患者様を対象とした国内第Ⅲ相臨床試験において、1日1回1カプセルを12週間経口投与することにより、プラセボと比較して優れた有効性が確認されています。

今後、「ネイリン(R)カプセル100mg」は佐藤製薬が販売を行い、佐藤製薬とエーザイは本剤に関連する適正使用情報を共同で提供してまいります。両社は、「ネイリン(R)カプセル100mg」を通じて爪白癬治療の選択肢を広げ、爪白癬患者様の治療に一層貢献できるよう努めてまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要:エーザイ株式会社

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Source: Eisai

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