CCI
コモディティ・チャネル・インデックス(CCI)
コモディティ・チャネル・インデックス(CCI)はチャート下部に表示される紫の線グラフです。
CCIの目的は統計平均で価格の偏差をを測定するものです。CCIは次々に変化するトレンドを示し、買われ過ぎ・売られ過ぎの「極端」な相場の警告を示します。
変数:期間、修正CCI、シグナル
変数の種類に関するヘルプはこちらのページで参照してください。
コモディティ・チャネル・インデックス(CCI)
CCI之使用例(チャートはLSE)
CCIの算出方法:
CCIでは、まずその期間の基準価格(TP)が計算されます。この場合には、特定の期間における高値、安値、終値を合計した数値の3分の1が基準価格になります。次に、n期における基準価格の平均偏差(MDTP)を計算し、基準価格の平均値(MATP)とします。
従って、CCIは次のように算出されます:
CCI = (TP-MATP) / (0.15 x MDTP)
編集ボタンを使うと、平均値の計算期間を調整できるほか、修正後のCCIを選択することもできます。この場合には、当期の終値とn期における最高値および最安値を合計した数値の3分の1が基準価格になります。
解説:コモディティ・チャネル・インデックス(CCI)
図解: コモディティ・チャネル・インデックス(CCI) 図はコモディティ・チャネル・インデックス(CCI)と株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE)CCIが-100を上抜けする時は買いシグナル、100を超える水準から-100を下回る水準まで下抜けする時は売りシグナルになります。
CCIは0.15の間で推移し、CCI値の70-80%が-100から+100の間となります。+100から-100へ変動するこの割合は選択した期間によって変わります。期間が短いとCCIの変動はより大きくなり、値が +100 と –100 のしきい値を超えることが多くなります。期間が長くなるとその逆となります。
CCIは株価が平均値を大きく超えると+100を超え、相場の買われすぎサインを示します。逆に株価が平均値を大きく割ると-100を超え、相場の売れすぎサインを示します。チャート上の緑と赤のバツ印はCCIが+100を上抜けした箇所、また-100を下抜けした箇所をそれぞれ指しています。青のバツ印はCCIが中央0軸に近づいた時を指しています。これらのシグナル(バツ印)は編集ボタンで消すことが出来ます。
図解:コモディティ・チャネル・インデックス(CCI)
図はコモディティ・チャネル・インデックス(CCI)と株価を表示した例と、それらが示すサインです(チャートはLSE)