15日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比19ドル07セント安の1万1,457ドル47セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数も反落となり、同10.50ポイント安の2,617.22で引けた。

 朝方の取引では、11月の米鉱工業生産指数が予想以上に上昇するなど、堅調な米経済指標の結果を好感した買いが入りやすかった。しかし格付け会社がスペインの格下げ方針を明らかにしたことが市場に嫌気され、相場は下落した。

 同日の原油先物相場は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)1月物は前日比0.34ドル高の1バレル88.62ドルで引けた。

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