15日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は5営業日続伸し、前週末比17ドル46セント高の1万0,642ドル15セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は続落となり、同5.45ポイント安の2,362.21で引けた。

 同日の相場は引けにかけて上昇。アナリストが投資判断を引き上げた小売大手ウォルマート・ストアーズが上昇し、小売関連株がつれ高となったことが相場を支えた。

 一方、ドルが上昇したことから原油など商品先物相場が下落し、エネルギー株や素材株などでは売りが優勢となった。

  

 同日の原油先物相場は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)4月物は前週末比1.44ドル安の1バレル79.80ドルで引けた。

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