3日のニューヨーク株式市場は小幅反落。ダウ工業株30種平均は前日比9ドル22セント安の1万0,396ドル76セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同0.11ポイント安の2,280.68で引けた。

 同日の相場はもみ合った。朝方には、2月のISM非製造業景況感指数が予想を上回ったことや、2月のADP民間雇用者数の減少幅が縮まったことが市場に好感され、買いが入りやすかった。

 しかし製薬大手ファイザーが同社のアルツハイマー治療薬のテスト結果が目標に届かないものだったと明らかにしたことが嫌気され、ヘルス関連株がつれ安となり、相場の重しとなった。同社株は1.6%下落の一株17.32ドルとなり、ダウ構成銘柄の中でこの日最も下落した。

 同日の原油先物相場は続伸し、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)4月物は前日比1.19ドル高の1バレル80.87ドルで引けた。

 

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