26日のニューヨーク株式市場は小幅に反発。ダウ工業株30種平均は前日比4ドル23セント高の1万0,325ドル26セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同4.04ポイント高の2,238.26で引けた。

 2009年第4四半期の米国内総生産(GDP)の改定値が上方修正され、米経済回復のペースが当初予想より早まったとの認識が市場に広まった。

 しかし保健大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が予想以上の四半期損益を発表したほか、1月の米中古住宅販売件数が予想に反して大幅に落ち込んだことが、市場心理を冷やし、相場の上昇は限られた。

 同日の原油先物相場は反発し、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)4月物は前日比1.49ドル高の1バレル79.66ドルで引けた。

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