NYタイムは、フランスのバイル氏が大統領選挙に不出馬となり、マクロン前経済相を支持することを表明したことにより、反ユーロのルペン氏の当選可能性が低くなり、ロンドンタイムで下落していたユーロドルは反発した。ユーロドルは1.0494ドルの本日の安値から1.0574ドルまで、ユーロ円は118.60円から119円後半まで上昇した。ドイツとフランスの債券利回り格差は、ここ連日拡大していたが急速に縮まった。
ドル円はロンドンフィックスの買いと、フランスの政局不安後退でユーロ円が買われ、一時112.91円から113.60円付近まで上昇していたが、FOMC議事録で利上げのペースの拍車をかけるコメントも見えず、その一方でドル高の影響が経済のリスクを高めるコメントもあったため、ドル円は発表後113.00円を一時割れた。
弱い加小売売上高でドル/加ドルは1.3210加ドルまで加ドル売りとなった。ただ、1.3212加ドルの今月の高値を超えられなかったこともあり、1.31加ドル半ばへ押し戻された。
6時8分現在、ドル円は113.03円、ユーロドルは1.0568ドル、ユーロ円は119.46円で推移。

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