ドル円は伸び悩む動きとなり、NY時間は110.00がレジスタンスとなり、上値を抑えられる動きとなりました。日足チャートを見ると3月と4月の高値を結んだラインに接近したところで上値が詰まっており、この付近で失速してしまうと、緩やかな下降トレンドが続く可能性が高まると考えられます。本日は昨日のNY時間のサポートとなった109.70付近とレジスンタンスとなった110.00のどちらに抜けていくかでまずは方向感を探っていきたいところです。
USDJPY
EURUSD
ユーロドル1.12を割り込む動きとなった後、1.118付近がサポートとなり、下げ渋る動きとなりました。日足チャートを見ると、4月下旬のサポートである1.1218を下抜ける動きとなっており、さらなる下落余地が生まれているような状態と考えられるため、引き続き下方向へのリスクに注意したいところです。本日は昨日のサポートとなった1.118付近を守れるかどうかに注目したいところです。
EURJPY
ユーロ円は上値の重い推移となり、一時123円を割り込むところまで押し込まれる動きとなりましたが、すぐに押し戻す動きとなり123円台で踏ん張る動きとなっています。日足チャートを見ると5月16日の安値となる122.60付近を割り込むと下落が勢い付き、今年のサポートとなっている121円台後半を試しに行きそうな気配がしているため、122.60が近づく動きになった際には注意が必要です。
GBPUSD
底堅い動きとなっていたポンドドルは伸び悩む動きとなっています。日足チャートを見ると上下にヒゲを付けた実体の短い足が出現し、方向転換の可能性も浮上する状態となっています。時間足チャートを見るとヘッドアンドショルダーのような形となっており、1.46をしっかりと割り込むよ動きとなると短期的に下落が勢い付きそうな気配がしているため注意が必要です。
AUDUSD
豪ドルは上値の重い推移となり0.72を割り込む動きとなりましたが、NY時間には下げ渋る動きとなり、0.72台に押し戻す動きとなりました。日足チャートを見ると下ヒゲを残す足となり、下落基調が一段落し、短期的な反発に移行しそうな状態となっています。本日は昨日のサポートとなった0.7175付近を守れるかどうかで下落基調が本当に一段落するかどうかを再度確認したいところです。