ドル円は底堅い推移となり先週からのレンジをしっかりと抜け出す動きとなり、110円台に乗せる動きとなりました。1月末の高値と4月の高値を結んだラインを上抜ける動きとなっていることからも上昇基調が強まっているのが確認できます。しばらく続いたレンジを上抜ける動きとなったため、まだ伸びしろはありそうですが、依然として大きな流れは下方向を向いている状態であるため、本日は3月の高値と4月の高値を結んだトレンドラインを突破できるかどうかをしっかりと確認したいところです。
USDJPY
EURUSD
ユーロドルは上値の重い推移となっていましたが、FOMC議事録発表後に急落する動きとなり、1.13を割り込み1.12台前半まで押し込まれる動きとなりました。この近辺は4月下旬のサポートとなった水準であり、この水準を割り込んでしまうご、さらに下落が勢い付く可能性も考えられるため、割り込んできた際には注意が必要です。
EURJPY
ユーロ円はドル中心の動きとなったこともあり、方向感を欠く動きとなり、123円台での上下動が続いています。値動きが収縮している状態となっており、上下双方向への警戒が必要と考えられるため、123円台を上下どちらに抜けるかでまずは短期的な方向感を探っていきたいところです。
GBPUSD
ポンドドルは底堅い推移となり、今月序盤からのレジスタンスとなっていた1.455付近をしっかりと上抜ける動きとなり、1.46台に乗せる動きとなりました。今後は5月3日につけた高値である1.477付近を試しに行く可能性があり、上抜けると1.5トライも視野に入ってくると考えられます。市場には逃げ遅れたポンド売りのポジションが引き続き残っていると考えられるため、下がったところではやれやれ買いが出てくることが想定され、下げ渋る可能性があり、また、上昇の際にはストップ買いが上昇をサポートすることが想定され、上昇貴重が続くかもしれません。
AUDUSD
豪ドルは上値の重い推移が続き、先週末のサポートとなり、また2月にレジスタンスとして活躍した0.725付近を割り込む動きとなり、0.72に迫る動きとなっています。2日間の上昇分を全て吐き出し、さらに下落しているため、本日も上値の重い状態が続きそうな気配がしています。また、本日はアジア時間に豪雇用統計の発表がされているため、発表前後は上下に振れる可能性があるため、注意が必要です。