スペインの救済計画は終了したというニュースにも関わらず、スペインの混乱した経済状況が不安材料となり、ユーロの値は過去最低となった。
スペインが、ソブリン債の完全救済が必要であるだろうと考えられている。多くの地域では破産に追い込まれマドリッドへの圧力が続いている。
ユーロ圏最大の経済国のひとつである国が失われると懸念され、スペインの10年国債利回りは今朝、7.5%と新記録を記録した。
スペインは破産しないためにも今年までに26ビリオンユーロを調達する必要がある。しかしながら国民は実質的に市場から締め出されている。多くの地域における悲惨な問題のために、必要額は更に高くなる可能性がある。
25%の失業率、および、国民がますます緊縮政策に反対していることを受け、金曜日の午後、スペインの銀行を救済することは市場に肯定的な結果を与えないという結論に至った。
一方、株式市場は下落した。国際通貨基金(IMF)が先週述べたように、「通貨統合の生存がかかっている」。