・2013 年通期の日本の M&A は総額で二年連続の減少となり、2012 年(714 億US ドル)比で 39.8%減の 430 億 US ドルにとどまった。2013 年は過去 10 年ほどで最も低い水準となった(2004年の総額は 392億 US ドル)。
・ 減少の原因は、四半期別にみると、第 4 四半期に取引金額が計 65億 US ドルと2004年の第 3 四半期(計 65 億 US ドル)以来最も低い水準となったことにある。第 4 四半期の取引金額は 2012年第 4 四半期(計 163 億 US ドル)比で 59.9%減、2013 年第 3 四半期(計 130 億 US ドル)比で 49.7%減となったが、第 2 及び第 3四半期は 100 億 US ドル以上の大型案件が記録されており、日本市場への信頼が示されていた。
・ よりリスクの低い小規模案件の数は上昇しており、安倍晋三総理が政権を握って以来、大規模案件投資への回復が続いていることが分かった。2013 年は案件規模 2億 5000万 US ドル以下の案件が計 390件 117億 US ドルとなり、2012年の計 331件 98億 US ドルをわずかに上回った。
・ 第 4 四半期最大の取引となったのは、日本国内の放送事業に注力するケーブル放送運営会社ジャパンケーブルネットが日本最大のケーブルテレビ運営会社ジュピターテレコムに 11 億 US ドルで買収された案件。この案件では、ある株主が2010 年の提示価格より高い価値を要求し、最初の提示価格を「明らかに不公平」とした。
・ 2013 年のインバウンド M&A の取引金額は計 128 億 US ドルと 4 年連続増加し、2007 年(245 億 US ドル)以来で最大となった。米国のアプライド マテリアルズが第 3 四半期に東京エレクトロンを 87 億 US ドルで買収したことが同金額の増加に寄与し、その買収額は同期インバウンド取引総額の 68%を占めた。
・アウトバウンド M&A の取引金額は、第 3 四半期までに毎四半期回復が見られ、2013 年通期で計 216 億 US ドルを記録した。取引金額は第4四半期に伸び止まり、第 4 四半期の金額は第 3 四半期比 39.4%減の計 131 億 US ドルとなった。2013 年のアウトバウンド案件総額は 2012 年(1152 億 US ドル)比で 58.8%減となる 474億 US ドルだった。
続きはこちらをご覧ください。->http://www.mergermarket.com/pdf/JapanTrendReport2013-Japanese.pdf
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