三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、アングロアメリカン社(Anglo American plc、本社:ロンドン、以下「AA社」)と推進するケジャベコ銅鉱山の権益をAA社から21.9%追加取得することに合意いたしました。この結果、当社の持分は40%となります。

当社は、2012年にケジャベコ銅鉱山新規開発プロジェクト(以下「本プロジェクト」)を推進するアングロアメリカンケジャベコ社(Anglo American Quellaveco S.A.以下「AAQSA社」)の株式18.1%を取得しました。この度、本プロジェクトの開発意思決定がなされることを前提として、AA社が保有するAAQSA社の株式21.9%を500百万米ドルで追加取得します[註]。当社の株式追加取得は、関係当局の必要な承認を条件として2018年度第2四半期の完了を予定しております。 2018年後半から開発に向けた建設を開始し、生産開始は2022年中を予定しています。

ケジャベコ銅鉱山は約7.5百万トン(銅分換算)の埋蔵量を見込む世界最大規模の未開発鉱山で、高いコスト競争力も有しています。今回の追加取得により、当社持分生産量は約12万トン/年増加する見込みです。

銅は電線や自動車部品、冷蔵庫、エアコン等電化製品の熱交換銅管に用いられる等、用途が幅広く、生活、インフラに欠かせない材料です。新興国での電力を含めたインフラ整備や、中国・欧州を中心としたEVシフト等により、世界的に銅需要の堅調な増加が見込まれています。

この様な需要の伸びに加え、当社は資源量、品位、拡張余力等の観点で優位性の高い資産を保有していることから、銅を資源事業の中核の1つと位置付けています。当社は、本プロジェクトの推進を通じ、競争力のある資産の確保と安定供給を実現することで、社会のニーズや全てのステークホルダーの期待に応え、経済価値・社会価値・環境価値の三価値同時実現による持続的成長に挑戦していきます。

註: 当社は、AAQSA社が新株発行により実施する増資引受を通じて同社株式の保有比率を40.0%に引き上げます。 生産能力の拡張計画が将来実現した場合、2回に分けて合計100百万米ドルを追加で支払う可能性があります。

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概要:三菱商事株式会社

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Source: Mitsubishi Corporation

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