3日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は9営業日ぶりに反発し、前日比29ドル82セント高の1万1,896ドル44セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反発し、同23.83ポイント高の2,693.07で引けた。

 前日までに相場が大きく下落していたことを受け、値ごろ感からの買いが入りやすかった。予想を上回る四半期利益を発表したマスターカードは、13.4%上昇の一株338.47ドルで取引を終えた。

 ハイテク株では、携帯端末「ブラックベリー」の新機種を近日中に発表すると明らかにしたカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が4.9%上昇。一株25.33ドルで引けた。

 同日の原油先物相場は4営業日続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)9月物は前日比1.86ドル安の1バレル91.93ドルで取引を終えた。

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