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主要通貨ペアの推移(2016/5/31)

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ドル円はオセアニア時間から底堅い動きを続けたものの、欧州時間以降は伸び悩む動きとなり、先ほど111円を割り込む動きとなっています。日足チャートを見るともみ合いを上抜け上昇基調は続きそうな気配がしているため、本日はまず、111円台を回復し、定着できるかどうかを見守りたいところです。しっかりと踏ん張ることができれば、4月末のレジスタンスである112円トライへ向かい、突破できれば上昇基調が本格化する可能性がある反面で伸び悩むようであれば、直近で溜まった短期的なドル買いの調整がさらに進む可能性も考えられます。


USDJPY


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EURUSD


ユーロドルは昨年12月からの安値を結んだトレンドラインに近い節目の1.11付近がサポートとなり下げ渋る動きとなっています。この節目の1.11を割り込むような動きとなると下落が勢い付きそうな気配がしていますが、この水準で踏ん張るようであれば、トレンドラインに近いということもあり、反発に転じる可能性も十分に考えられそうです。本日はこの1.11をしっかりと守れるかどうかに注目です。
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EURJPY


方向感の薄い推移が続くユーロ円は昨日は底堅い推移となり、124円に迫るところまで上昇する動きとなりました。日足チャートを見ると5月中旬の高値である124.65付近をしっかりと上抜ける動きとなると上昇基調がさらに強まりそうな状態となっているため、本日はその水準を突破できるかどうかに注目したいところです。伸び悩むようであれば、方向感の薄い推移が続きそうな気配がしています。

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GBPUSD


ポンドドルは一時1.46を割り込む動きとなりましたが、下げ渋り、再び1.46台を回復する動きとなり、1.46台中盤まで戻す動きとなっています。引き続き大きな流れでは昨年末からの下落に対しての反発基調は続いており、5月初めの高値である1.477付近をしっかりと上抜けるとさらに上昇が勢いづきそうな気配がしています。

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AUDUSD


豪ドルは0.715付近をサポートに下げ渋る動きとなり、0.72に迫る動きとなっています。本日も先週から続く0.715-0.726付近のレンジをどちらに抜けるかに注目したいところです。どちらかに抜ける動きとなれば抜けた方への動きが大きくなる可能性が挙げられます。直近では下落が続いているため、反発余地が十分にあると考えられる反面で、市場のポジションは依然として豪ドル買いに傾いていることが想定されるため、下方向に抜ける可能性も十分に考えられます。そのため、どちらに抜けるかをしっかりと確認したいところです。

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Author information

佐藤 甲
OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。彼女募集中。 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト

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