こんにちは、
今日からチャートの見方解説を送ります。
移動平均はトレーダーにとって最もポピュラーな指標です。
それは過去X日のバーを使った単純平均です。
以下のスプレッドシートでは日経225の10日移動平均の計算を示しています。
例えば4月4日の10日移動平均は
(14335 + 14295 + 14555 + 14795 + 14815 + 14900 + 15080 + 15075 + 14875 + 14715) / 10 = 14746
となります。
5分足チャートで使う場合には、直近の10本のバーを使い算出します。
移動平均の使い方
マーケットのトレンドを決定する
移動平均の傾きが上向きの時は上昇トレンドを示し、傾きが下向きの時は下降トレンドを示します。傾きが急になればなるほど強いトレンドを意味しますが、あまりに急すぎるとそのトレンドを維持できない可能性があります。
トレンドの転換
価格変動が激しいとき、移動平均がトレンドの終了を示すことがある。マーケット(価格)は上昇トレンドが終了するときは移動平均よりも下にあり、下降トレンドが終わるときには移動平均より上にある。
サポート(支持線)とレジスタンス(抵抗線)
(移動平均の傾きにより)トレンドがはっきりしている状況下では、移動平均が上昇トレンド時ではサポートになり、下降トレンド時ではレジスタンスになる。
買われ過ぎと売られ過ぎ
マーケット(価格)が移動平均から乖離しているときは、相場反転のために急激に動いたシグナルととらえることができる。
考慮すべき事柄
移動平均は若干の遅行指標であることを考えてトレードすべき。
移動平均は一般的な指標なので、上記の戦略を忠実に実行するとスリッページが生じる。
短期移動平均としては10バー移動平均が一般的であるが、30、50、100、200バーなどを使った
より長い期間の移動平均もある。
よろしくお願いします。
ニック
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