東京市場は反落か。昨晩の米国市場ではダウ平均が下落、ナスダックが連日で史上最高値を更新した。また、S&Pベースでは小型株が上昇しており、前日に大型株優位だった東京市場も小型株に資金が向かう展開が予想される。
東証1部の売買代金の極端な増加が見込みづらいことや円高警戒が根強く、主力株全般に手掛けづらい。ただ、米半導体株が総じて堅調に推移していることから、昨日同様に半導体関連や機械株に物色が向かえば日経平均など指数の下支え要因にはなるだろう。
CME225先物(6月限)は円建てが大証日中終値と比べて160円安の21560円で終了。日経平均は高値と安値を切り上げるものの、戻り売り圧力も強い。きょうは転換線(21,658円 3/12)や基準線(22,152円 同)の下げが下落圧力となりそうだ。25日線(21,694円)あたりがサポートになるかが注目される。日経平均の予想レンジは21520円−21720円