26日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比8ドル25セント高の1万1,985ドル44セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は3営業日続伸し、同20.25ポイント高の2,739.50で引けた。

 同日の相場は、前夜にオバマ米大統領が一般教書演説で発表した法人税の引き下げなどが企業の業績回復を下支えすると好感され上昇。ダウ平均は一時、2008年6月以来、約2年7か月ぶりに心理的節目となる1万2,000ドル台を回復した。

 ただ米航空機大手ボーイングが四半期減益を発表し、業績見通しを引き下げたことなどが重しとなり、相場は伸び悩んで引けた。ボーイング株価は約3%下落して取引を終えた。

 同日の原油先物相場は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)3月物は前日比1.14ドル高の1バレル87.33ドルで引けた。

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