25日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は反発し、前週末比31ドル49セント高の1万1164ドル05セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は4営業日続伸し、同11.46ポイント高の2,490.85で引けた。

 同日発表された9月の米中古住宅販売が予想以上に改善したことが市場に好感された。また20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、世界貿易の均衡を保ち、通貨安戦争を避けることが合意されたことも相場の支援材料となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)による追加金融緩和策の実施に対する期待が膨らんだことも、相場を支えた。

 

 ドル安の影響で、素材株が買われた。フリーポートマクモランは前週末比2.25%上昇して引けた。

 

 同日の原油先物相場は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)12月物は前週末比0.83ドル高の1バレル82.52ドルで引けた。 

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