14日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比17ドル64セント安の1万0,526ドル49セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は5営業日続伸し、同4.06ポイント高の2,289.77で引けた。

 

 9月の独景況感指数が予想以上に悪化し、1年7か月ぶりの低水準となったことや、7月のユーロ圏鉱工業生産が予想を下回る結果となったことが市場に嫌気され、相場は下落して始まった。

 

 ただ、米商務省が同日発表した8月の米小売売上高が予想を上回り、5か月ぶりの大幅な伸びとなったことや、7月の米企業在庫が2年ぶりの大幅伸び率を記録したことなどが好感され、相場は持ち直し、もみ合って引けた。

 同日の原油先物相場は3営業日ぶりに反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)10月物は前日比0.39ドル安の1バレル76.80ドルで引けた。

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