21日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は5営業日続伸し、前日比7ドル41セント高の1万0,761ドル03セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は10営業日ぶりに反落し、同6.48ポイント安の2,349.35で引けた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の実質ゼロ金利政策を維持すると発表し、米景気回復を支えるために追加の金融緩和を実施する用意があると述べたことが好感された。FRBの声明発表後、相場は一時急上昇した。

 ただ米国債の追加購入など、景気を刺激する具体的な措置は発表されなかったことから、上昇は限られた。

 同日の原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)10月物は前日比1.34ドル安の1バレル73.52ドルで引けた。

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