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ICOの第二の波はただのバブルなのか?(サロン記事)

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「ICOの第二の波はただのバブルなのか?」というテーマで、大石さんとやっているオンラインサロン「ビットコイン&ブロックチェーン研究所」の方に記事を書きました。


タイトルの通り、最近Lisk、Digix、Wavesなどと数億円以上のICOを成功させるプロジェクトが続いており、日本からビットコインやEtherでセールに参加した方も少なからずいるようですし、2015年後半から少し停滞した感じがあったICO(クラウドセール)ですが、ここに来ていきなり盛り上がりが再燃しています。


ただ、これってそもそもバブルなんじゃないの?というテーマで、そもそもICOをやる意味は何なのか?なんで今までICOをしたプロジェクトは失敗したり遅れたりするものばかりなのか?最近のICOしているプロジェクトの特徴や課題などについてまとめました。

自分は今までICOをするプロジェクトについて色々調べたり、直接話を聞いたり、ICOしたプロジェクトの中から事情を見たりしてきているので、このテーマをしばらく書きたいと思ってたテーマでした。


まあ結論から言ってしまうと、最近のICOは評価額などに関してはバブルとしか言いようがない気がするので、気をつけてください。売るタイミングを間違えると、トークン価格が数分の1に一瞬でなっちゃったり、もしくは完全な詐欺的なプロジェクトだったりという可能性もありますので・・・。(まあ相場の動きは予測できないところもありますし、最後は自己責任ですが)

 

この他にも最近DAOを推しているプロジェクトが多くて、投資する方も「DAO」という単語に過剰に反応して市場で評価されるみたいなところもあると思うんですが、それについてもそんな簡単なものじゃなくない?という感じの私見も書いてます。少し前のぶ「ブロックチェーン」みたいに単語が独り歩きしている気がするので、果たしてDAOがなぜ必要で、どういう場面で有効か冷静に考える必要があると思うのです。

 

Slock.itのICOが近くスタートするという話ですが、金額はものすごい額調達すると思いますが、正直自分は彼らの言っているDAOが上手くいくとも、必要性があるとも思ってません。今のところ。(プロジェクトとしては成功するかもしれないし、実力も最近のICOプロジェクトの中ではトップレベルだと思いますが)

ちなみにDAOという概念自体は新しいし、非常に面白いので是非今の組織とかへの問題提起として上手く行って欲しいのですが、まあしばらくは失敗が続くんじゃないかと。これについてももっと知見を深めて、また何か考察してみたいですね。

というわけで、ICOで盛り上がっている人たちも多いと思いますし、ちょっと水を差す感じで悪いのですが、きちんとリスクやトレンドも把握しておいた方がいいですよ、という記事でした。


最近、オンラインサロンもさらに多くの人に参加してもらっていますし、日本でビットコイン&ブロックチェーン系に関して最も上質な情報がそろっている場所になりつつあるかな、と思います。実際啓蒙などの点でもこういう場は必要だな、としばらく考えていたので、個人的にもそれは結構満足です。
(ちなみに後国内に足りないのは、技術者たちが意見を交換したり議論したり、レベルを高め合える技術者のためのコミュニティーかなと自分は思ってます)

なお、来週はカレンシーポートの代表の杉井さんに、「Ethereumのデザインパターン」をテーマにサロン用に特別に記事を書いてもらう予定です。個人的にも楽しみです。


【PS】自分はまだ絶賛台北にいまして、いい感じで数人に話を聞けてます。思ったよりまた台湾のビットコイン業界にも特徴があるなと感じますし、多分2回か3回に分けてビットコイン台湾編の記事を書く予定なのでお楽しみに。

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ビットコインについて「ビットコインを語ろう2.0」のブログを中心に、特に非技術者に向けて様々なメディア、講演会などで情報発信している。専門はビットコインのブロックチェーン技術の通貨以外への応用ビットコイン2.0と呼ばれる分野。日本のビットコイン業界を世界に追いつかせるべく、国内、海外の複数のプロジェクトに参画中。
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