<br/><br/>【反落、地合い悪で利益確定売り、Gunosyなどストップ高】16日(月)<br/><br/>■概況■972.02、-6.34<br/>16日(月)のマザーズ市場では、朝方こそ前週末の流れを引き継いで買いが先行したものの、円高進行とともに日経平均が下げ幅を広げると、マザーズ指数も利益確定売りに押され軟調な展開となった。決算などの材料を手掛かりに小型株の一角に物色が向かったが、全体として売買はやや低調だった。個人投資家にも外部環境の不透明感が意識されているようだ。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で803.86億円。騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり135銘柄、変わらず9銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>SOSEI<4565>、メタップス<6172>、ミクシィ<2121>、イグニス<3689>、ロゼッタ<6182>などが下落。ロゼッタは通期業績予想を下方修正している。また、利益確定売りに押されたGMOTECH<6026>やREMIX<3825>、通期決算を発表したフィルカンパニー<3267>がマザーズ下落率上位だった。<br/><br/>一方、マザーズ売買代金トップのアスカネット<2438>や、エボラブルA<6191>、マイネット<3928>などが上昇。上期決算とともに通期予想の上方修正を発表したGunosy<6047>や、アンビション<3300>、リファインバス<6531>、フィット<1436>はストップ高まで買われた。上期決算を発表したサイバーS<3810>、第3四半期決算と期末配当実施を発表したベイカレント<6532>はストップ高比例配分。また、リネットジャパン<3556>やメディア<3815>などが10%超の大幅高となった。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【続落、日経平均弱含みで利益確定売り、メタップスなど急伸】17日(火)<br/><br/>■概況■965.16、-6.86<br/>17日(火)のマザーズ市場では、外部環境の不透明感から日経平均が軟調推移となるなか、マザーズ指数は中小型株への物色シフトを背景にプラスへと切り返す場面があった。しかし、本日予定されるメイ英首相の演説を前に日経平均が後場弱含むと、マザーズ市場でも利益確定売りが広がった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1177.35億円。騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり143銘柄、変わらず5銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>リファインバス<6531>、エボラブルA<6191>、リネットジャパン<3556>、サイバーダイン<7779>などが下落し、時価総額上位のSOSEI<4565>やミクシィ<2121>も小幅安で取引を終えた。また、今期の利益見通しを下方修正したバーチャレクス<6193>が急落してマザーズ下落率トップとなり、このところ上昇の目立っていたアスカネット<2438>やキャリア<6198>は利益確定売りが強まった。<br/><br/>一方、Gunosy<6047>がマザーズ売買代金トップで続伸。ただ、朝方急伸すると上げ幅を縮める展開となった。フィット<1436>やサイバーS<3810>は連日のストップ高。第1四半期決算が好感されたメタップス<6172>や、アンビション<3300>、オウチーノ<6084>は10%超の大幅高となった。アンジェス<4563>は国内で高血圧DNAワクチンに関する特許が成立したと発表し、後場急伸する場面があった。その他では、アカツキ<3932>、マイネット<3928>、ベイカレント<6532>などが上昇した。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【3日ぶり反発、日経平均下げ一服で切り返す、メタップスは一時ストップ安】18日(水)<br/><br/>■概況■971.82、+6.66<br/>18日(水)のマザーズ市場では、朝方は日経平均の下げ幅拡大とともにリスク回避の売りが広がる場面があった。しかし、日経平均の下げが一服すると、マザーズ指数は買い戻しや押し目買いの動きからプラスへと切り返した。全体として売買は引き続き低調だが、個別材料株などには積極的な買いが向かった。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で835.80億円。騰落数は、値上がり112銘柄、値下がり111銘柄、変わらず5銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>Gunosy<6047>、SOSEI<4565>、ベステラ<1433>、エボラブルA<6191>、ミクシィ<2121>などが上昇。投資ファンドの経営参画に対する期待が高まった大泉製<6618>はストップ高まで買われた。サイバーS<3810>は連日のストップ高。本日は新たにサンリオ<8136>キャラクターを用いた新作スマートフォン向けゲームの開発を発表している。また、民泊関連のアンビション<3300>や、プロジェクト稼働分析サービスの提供開始を発表したエルテス<3967>は10%超の大幅高となった。<br/><br/>一方、前日は決算を受けて買われたメタップス<6172>だが、本日は急反落し一時ストップ安を付けた。フィット<1436>やアスカネット<2438>も利益確定売りに押され下げが目立った。その他、サイバーダイン<7779>、マイネット<3928>、アンジェス<4563>などが下落した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【反落、売買低調で利益確定売り優勢、シリコンスタなど急伸】19日(木)<br/><br/>■概況■965.33、-6.49<br/>19日(木)のマザーズ市場は、朝方こそマザーズ指数は堅調に推移していたものの、前場後半から利益確定売りに押される展開となった。大型株の一角に個人投資家の物色が向かったことに加え、20日にトランプ次期米大統領の就任式が控えていることもあり、売買は低調だった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で675.32億円。騰落数は、値上がり98銘柄、値下がり122銘柄、変わらず8銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのマイネット<3928>が一時10%を超える上昇となったものの、引けにかけてマイナスに転じるなど荒い値動きとなった。その他ではSOSEI<4565>、メタップス<6172>、エボラブルA<6191>などが下落し、ミクシィ<2121>も小幅に下げた。また、決算を受けて強い値動きが続いていたGunosy<6047>が急反落し、ベステラ<1433>やアンビション<3300>とともにマザーズ下落率上位となった。<br/><br/>一方、アスカネット<2438>は買い一巡後に値を崩したが、終値では小幅ながらプラスを確保した。エヌピーシー<6255>は一時急伸。太陽光発電所向け新保険スキームを共同開発したと発表している。新作ゲームで人気化しているサイバーS<3810>は再びストップ高比例配分。またグレイス<6541>や、ベルギー社とのパートナーシップ締結が材料視されたシリコンスタ<3907>、株式分割実施を発表したトライSTG<2178>の上昇も目立った。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【マザーズ指数は反発、日経平均底堅く安心感、ゲーム関連の一角に好業績評価の動き】20日(金)<br/><br/>■概況■970.31、+4.98<br/>20日(金)のマザーズ市場では、トランプ新大統領の就任式を控えて様子見ムードが広がる中、狭いレンジ内の動きとなった。ただ、日経平均が想定以上に底堅い動きとなったことで、引けにかけてはやや強含みとなっている。ゲーム関連の一角で好業績が散見されたことで、同関連銘柄で堅調なものが目立った。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で767.90億円。騰落数は、値上がり102銘柄、値下がり113銘柄、変わらず12銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>業績予想を上方修正したドリコム<3793>やカヤック<3904>などが強い動きとなり、ミクシィ<2121>もしっかり。サイバーS<3810>も連日のストップ高となった。ほか、Gunosy<6047>はアナリストの目標株価引き上げを受けて人気化する。リネットジャパン<3556>、フィル・カンパニー<3267>など直近IPO銘柄の一角は急伸。マイネット<3928>、メタップス<6172>、エボラブルA<6191>なども反発。一方、SOSEI<4565>は小幅安で、アンビション<3300>は大幅続落。アスカネット<2438>、シリコンスタ<3907>、トライSTG<2178>なども反落。イード<6038>は25日線を割り込み手仕舞い売りが広がる。<br/><br/><br/><br/>

<SK>