14日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日続伸し、前日比47ドル98セント高の1万1,476ドル54セントで引けた。終値は2008年9月以来、約2年3か月ぶりの高値をつけた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は小幅反発となり、同2.81ポイント高の2,627.72で引けた。

 米商務省が発表した11月の米小売売上高が予想以上に増加し、11月の卸売物価指数(PPI)も予想以上の上昇を記録したことなどを受け、相場は上昇した。

 同日の原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)1月物は前日比0.33ドル安の1バレル88.28ドルで引けた。

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