16日のニューヨーク株式市場は小幅に続伸。ダウ工業株30種平均は前日比4ドル69セント高の1万0,409ドル46セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同0.05ポイント高の2,305.93で引けた。

 

 5月の米住宅着工件数・許可件数ともに予想を下回る結果となったことから、米景気回復への懸念が市場に広がり、相場は下落して始まった。しかし、英BPがオバマ米大統領との会談後、メキシコ湾の原油流出事故による被害の補償のため、総額200億ドルの資金を拠出すると発表したことが好感され、相場は上昇して引けた。

 同日の原油先物相場は3営業日続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)7月物は前日比0.73ドル高の1バレル77.67ドルで引けた。

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