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ビヨンドブロックチェーン ブロックチェーンの問題とその先の話 ビットコイナー反省会 with 斉藤賢爾さん

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ライブで聞いてくれた人も多いと思いますが、昨晩は「ビヨンドブロックチェーン」代表理事の斎藤さんをゲストに招きビットコイナー反省会の毎月定例の放送をしました。

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かなり真面目で示唆に富む議論、会話ができたと思うので、まだの人は是非上記の動画を直接見ることをお勧めします。斎藤さんと直接話したのは自分も1年以上ぶりだったので色々斎藤さんの考えをインタビュー出来て面白かったです。

特に印象に残った内容を以下に一部抜粋しておきます。(一部自分自身の解釈を含みます)

 

ビットコインのハードフォークに関して

ビットコインのハードフォークはプロトコルをアップデートしていく手段として必ずしもネガティブなことではないが、柔軟性などに欠ける点は否めない

 

ビットコインのスケール問題について


マリアビリティーはビットコインのバグなので、SegWitなどを通して普通に修正しなくてはいけないもの。オンチェーンで全てのトランザクションをさばくスケーリングは現実的とは思えないので、オンチェーンとオフチェーン両方で本来は考えるべきこと。ただし、元々ブロックチェーンのアーキテクチャ自体に無駄や非現実性があると斎藤さんは考えている。

 

PoW&PoSの問題点

 

PoWは外部(電力など)にセキュリティーを依存しているのが弱点で、急激な価格下落によるマイナーの離脱などを通していずれ機能不全になる可能性が高いと考えている。

 

PoSは根本的にセキュリティーを内部(トークン保有量に基づく)に根拠を置くもので、難しいのではないのか(ただし、最近のPoSの研究は特に調べてない)

ICOについて

株式も含め、ICOは既存の体制や思考方法に基づいたもので、大きな視点で見れば両方とも時代遅れになるのでは。ICOは株式市場などの(規制されていない)ある意味純粋なフォーム。将来的には技術も考え方もこういうモデルから離れるべきなのでは。減価貨幣などの発想を利用したICO的な仕組みは面白いのかもしれない。

 

ビヨンドブロックチェーンのアプローチ

いわゆるDAG的な方式で、プロトコル上のサブネットワーク、アプリケーションが交差して承認していくような構造をとることで、ネイティブのトークンに頼らずより改ざん不能で分散化されたアプリケーション群を作れるのではないか。最初はトランザクションの存在証明などはビットコインやイーサリアムのブロックチェーンにアンカリングして、そこを改ざん不能性などの根拠にするが、いずれはビヨンドブロックチェーン単体で下部のブロックチェーンに頼らない仕組みを目指している。ICOなどの予定はなし。

 

などなどです。上記は内容の一部で暗号通貨、ブロックチェーン関連の多岐にわたる濃密な話が聞けるので、是非動画を直接見てください!


そして明日、ちょっと変則的なんですが、自分がインタビューされる側で(反省会のチャンネルを使ってライブ放送しますが)「ビットコイナー」の仕事の仕方、などについて話す予定です。正直何も準備してないですし、聞かれたことに粛々と答えていくだけですが、2014年のまともにビットコインを買うことも出来なかった日本の市場や、仕事がないどころかビットコイン価格が半年で3分の1くらいになっていた時期とか、あんまり最近はされない話などもする…、かもしれません。職業ビットコイナー目指している人の参考になるかどうかは知りません笑

 

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ビットコインについて「ビットコインを語ろう2.0」のブログを中心に、特に非技術者に向けて様々なメディア、講演会などで情報発信している。専門はビットコインのブロックチェーン技術の通貨以外への応用ビットコイン2.0と呼ばれる分野。日本のビットコイン業界を世界に追いつかせるべく、国内、海外の複数のプロジェクトに参画中。
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