16日のニューヨーク株式市場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比41ドル78セント高の1万1,499ドル25セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同20.09ポイント高の2,637.31で引けた。

 同日発表された週間の米新規失業保険申請件数が2週連続で減少したことや、フェデックスが2011年度の業績予想を上方修正したことが市場に好感され、相場は上昇した。フェデックスの株価は前日比1.98%上昇して取引を終えた。

 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)がデビットカード手数料の引き下げを提案したことから、銀行やクレジットカード会社の株価が大幅に下落。マスターカードは10.32%下落、ビザは12.67%下落して引けた。

 同日の原油先物相場は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)1月物は前日比0.92ドル安の1バレル87.70ドルで引けた。

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